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皆さんこんにちは。
【訪問看護ステーションぽの】の更新担当の中西です。
精神訪問看護は、こころの不調や精神疾患などを抱えながら地域で生活する方のご自宅へ訪問し、その方らしい生活を続けられるよう支援していくサービスです。
体調の確認。
服薬についての相談。
生活リズムの確認。
不安や悩みを聞くこと。
ご家族への支援。
社会生活へ向けたサポート。
精神訪問看護の役割は、単に体調を確認するだけではありません。
ご利用者様が住み慣れた地域で、
「どのように生活したいのか」
を一緒に考えていくことが大切です。☺
そして近年では、精神訪問看護に求められる支援内容も少しずつ多様になっています。
精神訪問看護では、診断名だけを見て支援内容を決めることはできません。
同じような症状があったとしても、
一人暮らしなのか。
ご家族と暮らしているのか。
仕事をしているのか。
外出することが難しいのか。
生活環境は一人ひとり違います。
そのため、
「最近眠れていますか?」
「食事は取れていますか?」
「外へ出る機会はありますか?」
「困っていることはありませんか?」
と生活全体を確認することが重要です。✅
精神面の状態だけではなく、その人の日常を見ることで、必要な支援が見えてくることがあります。
こころの調子を崩していると、
朝起きられない。
外へ出られない。
家事ができない。
人と話すことがつらい。
ということがあります。
そんなとき、
「できていないことを何とかしなければ」
と考えすぎると、ご本人にとって大きな負担になる場合があります。
精神訪問看護では、
「今日は話ができた」
「昨日より少し眠れた」
「自分で食事を準備できた」
など、小さな変化にも目を向けます。⭐
できなかったことより、
今できていること。
以前より少し変化したこと。
そこを一緒に確認することが大切です。
支援する側から見ると、
「もう少し外へ出た方がいい」
「生活リズムを整えた方がいい」
と思うことがあります。
しかし、ご本人にはご本人のペースがあります。
急に生活を変えようとすると、負担が大きくなることもあります。⚠
まずは、
「本人はどうしたいのか」
を聞くこと。
そのうえで、
今できそうなこと。
少し先で挑戦できそうなこと。
を一緒に考えます。✅
支援者が答えを決めるのではなく、ご本人と一緒に方向を考えていくことが精神訪問看護では大切です。
こころの不調が続くと、人との関わりが減ることがあります。
外出が減る。
友人と会わなくなる。
家族との会話も少なくなる。
その結果、
「誰にも相談できない」
と感じてしまう場合があります。
そんなとき、定期的に訪問して話を聞く存在がいることは、一つの安心につながることがあります。☺
訪問中に特別な話をする必要はありません。
最近見たテレビの話。
好きな音楽の話。
食事の話。
そんな何気ない会話から、少しずつ関係ができていくこともあります。
「話せる人がいる」
という環境をつくることも大切な支援です。
精神科領域では、服薬を継続している方もいます。
その中で、
飲み忘れる。
飲む時間が分からなくなる。
薬について不安がある。
といった悩みが出ることもあります。
精神訪問看護では、医師や薬剤師などと連携しながら、ご本人が無理なく服薬を続けられる方法を一緒に考えます。✅
大切なのは、勝手に薬を変更したり中止したりするのではなく、不安や困りごとがある場合には主治医などへ相談できるようにつなぐことです。☎
「飲めているか確認する」
だけではなく、
「なぜ飲みにくいのか」
まで考えることが重要です。
精神訪問看護では、ご家族から相談を受けることもあります。
「どう声を掛けたらいいのか分からない」
「本人を心配してつい言いすぎてしまう」
「この状態がいつまで続くのか不安」
と感じている方もいます。
ご家族も、長く支える中で疲れを感じることがあります。
そのため、
「ご家族だから支えて当然」
と考えるのではなく、ご家族の気持ちにも目を向けることが大切です。✅
ご本人とご家族の両方が無理をしすぎない方法を一緒に考えていきます。
状態が安定してくると、
「また働きたい」
「少し外へ出たい」
「人と関わる場所がほしい」
と考える方もいます。
このとき重要なのは、いきなり大きな目標を設定しないことです。
朝起きる。
身支度をする。
近所まで出かける。
決まった時間に予定を入れる。
少しずつ生活を整えるところから始めることもあります。⭐
必要に応じて、就労支援や福祉サービスなど他の支援機関と連携しながら、ご本人が目指す生活へつなげていきます。
精神訪問看護を必要とする方は、高齢者だけではありません。
若い世代。
働いている世代。
子育てをしている方。
高齢の方。
さまざまな年代の方が利用されます。
そのため、
仕事。
家族。
学校。
人間関係。
生活環境。
困りごともそれぞれ違います。
年齢や診断名だけで決めつけず、その人自身を知ることが重要です。✅
精神訪問看護だけで、すべての問題を解決することはできません。
主治医。
相談支援専門員。
ケアマネジャー。
福祉サービス事業所。
薬剤師。
行政。
必要に応じてさまざまな支援者と連携します。
例えば、
「生活面で困りごとが増えている」
「通院が難しくなっている」
という変化があった場合、必要な支援につなげることも大切です。✅
一人の支援者だけで抱え込まず、チームで支える。
これが地域生活を安定させるために重要です。
精神訪問看護の目的は、
「病気をなくすこと」
だけではありません。
好きな時間に音楽を聴く。
買い物へ行く。
家族と食事をする。
仕事をする。
ゆっくり休む。
ご本人が望む日常を、できるだけ安心して続けられるよう支えることが大切です。✨
そのためには、
話を聞く。
小さな変化に気づく。
必要な支援につなぐ。
本人のペースを尊重する。
こうした日々の積み重ねが重要です。
ご利用者様のニーズはこれからも変化していくでしょう。
その変化に柔軟に対応しながら、一人ひとりが自分らしく地域で生活できるよう、これからも丁寧な精神訪問看護を続けていきたいと思います。☺✨